@takanorim_ log

その日調べたことなど、なんでも書きます。

「後編は明日公開します」って、そろそろダサい気がする

Webメディアでよく見る「後編は明日公開します」みたいな公開日をずらした続きものの記事ですが、これって何のためにやってるんでしょうか。

そもそも記事を分割する理由としては

  • 1記事の文字数制限に達したので記事を分割した
  • 1記事が長すぎると読了率が下がるので記事を分割した
  • 記事の本数を増やすために記事を分割した
  • 次の記事がまだ用意できてない

あたりが考えられます。

結果「記事が2つになったから公開日もずらそう」となんとなくやっているのか、あるい何か下心があるのかはわかりませんが、いずれにせよ、読者にはまったくメリットがないダサいやり方だよなーと思っています。

「毎日訪問することでメディア名を覚えてもらいたい」みたいな話もあるとは思いますが、よほど印象に残る記事でなければ、今の読者はどこでどの記事を読んだかなんて覚えていません。それに本当に続きが気になっている読者なら、すぐに後編も読みたいと思うはずですよね。飽きっぽい読者なら公開日がずれることで「今読めないならもういいや」と思う可能性だってあります。

よく知られた話ではありますが、NETFLIX制作のドラマはイッキ見ができるよう、公開日に1シーズン分丸ごと配信されています。ユーザーは見たいコンテンツを好きなように見られて満足していますし、それでサービスの評価も上がっています。

動画とテキストでは性質が異なるため単純比較はできませんが、それでもユーザーの利便性を考えると、テキストの場合でも公開日をずらさず、一度に掲載したほうがいいのは明白です。

だいたい前後編とかになってるのって、単なるインタビュー記事だったりするんですよね。本当に公開日をずらす意味があると思ってやってるんでしょうか。